文書番号: 000140109
はじめにお読みください
本ドキュメントでは、Windows Server 2012ベースのOSにおけるWindows Serverバックアップを利用した一般的なリストア方法について説明します。
本ドキュメントの手順を実施する前にサーバー全体のバックアップを取得している必要があります。
バックアップの取得方法についてはこちらをご参照ください。
対象製品
購入時に付属されているWindows Server 2012またはWindows Server 2012 R2のインストールメディアよりシステムをブートします。
言語の選択画面が表示されたら言語を選択しEnterキーを押します。
Windowsセットアップ画面が表示されたら、必要に応じて各項目を選択し次へをクリックします。
コンピューターを修復するをクリックします。
オプションの選択画面が表示されたらトラブルシューティングをクリックします。
トラブルシューティング画面が表示されたら詳細オプションをクリックします。
詳細オプション画面が表示されたらイメージでシステムを回復をクリックします。
イメージでシステムを回復画面が表示されたら、目的のオペレーティングシステムをクリックします。
ここではWindows Server 2012 R2を使用し進めています。
システムイメージバックアップの選択画面が表示されたら、システムイメージを選択するを選択し次へをクリックします。
最新のバックアップデータからシステムを回復する場合は利用可能なシステムイメージのうち最新のものを使用するを選択することもできます。その場合は手順12.に進みます。
コンピューターイメージの再適用画面が表示されたら、バックアップデータが保存されている場所が表示されていることを確認し次へをクリックします。
復元するシステムイメージの日時を選択してください画面が表示されたら、復元に使用するバックアップデータを選択し次へをクリックします。
他の復元方法を選択してください画面が表示されたら次へをクリックします。
"ディスクをフォーマットしてパーティションに再分割する"および"システムドライブのみ復元"オプションは、復元するシステムの状況に応じて任意でチェックを入れてください。
表示されている内容を確認し完了をクリックします。
警告が表示されたら、内容を確認しYesをクリックします。
復元作業が開始されますのでしばらく待ちます。
復元が完了し再起動を求められたら、今すぐ再起動するをクリックしシステムを再起動します。
バックアップデータがネットワーク上の共有フォルダ上に保存されている場合は以下の手順をご参照ください。
Shift+F10キーを押しコマンドプロンプトを起動します。
コマンド:wpeutil InitializeNetwork
を実行します。
ipconfig
コマンドを実行しIPアドレスが割り当てられているか確認します。
IPアドレスが割り当てられている場合は手順8.、ネットワーク内にDHCPサーバーが存在しない場合など静的にIPアドレスを指定する必要がある場合は手順6.に進みます。
コマンド:netsh int ipv4 show int
を実行し、IPアドレスを設定したいネットワークアダプタの情報を確認します。
コマンド:netsh interface ip set address "ローカル エリア接続" static "IPアドレス" "サブネットマスク"
を実行しIPアドレスを設定します。
コマンド例:netsh interface ip set address "ローカル エリア接続" static 192.168.x.x 255.255.255.0
コマンドプロンプト画面を閉じ、システムイメージバックアップの選択画面で次へをクリックします。
復元するコンピュータのバックアップの場所を選択してください画面が表示されたら、詳細設定をクリックしネットワーク上のシステムイメージを検索するをクリックします。
システムイメージの場所を指定してください画面が表示されたら、ネットワークフォルダー欄に共有フォルダのファイルパスを入力しOKをクリックします。
共有フォルダに対する資格情報が要求された場合は適切な資格情報を入力します。
ここからは"リストア手順"の手順11.以降の作業と同じです。
関連リンク
Servers, Microsoft Windows 2012 Server, Microsoft Windows 2012 Server R2
29 3月 2022
4
Solution